08 February
2008

ニットキャップマン

全米が泣いた…

去年あたりから「初音ミク」が新聞などのメディアで紹介されて有名になってきた「VOCALOID(ボーカロイド)」。簡単にゆうとコンピュータが人間の声でプログラム通りに歌うソフトウェアなんだけど、これが以外と凄かったりする。作品を「youtube」や「ニコニコ動画」で公開している「ワンカップP」さんの怪作、桃太郎がきび団子をうまいこと使って鬼との和解に成功、みんな平和になる「桃の中の人」(キジを除く)が好きで他の作品を探していて辿りついた「ニットキャップマン」。ボーカロイドはイロモノだと思っていた自分が間違っていたことを認識させられた。大きな衝撃こそないけど、じんわりと効いてきて何度も繰り返し聴いてしまう。

この名曲「ニットキャップマン」の原曲はムーンライダースのもので詞は糸井重里さんが書いている。矢野顕子さんのカバーバージョンもあり、アルバム「ピヤノアキコ」に収録されている。聴き比べると三者三様の表現がおもしろい。どれもアリだと感じる。ワンカップPさんの作品はありえない寝オチで終わる「鏡音ロンちゃんがやってきた」なんかの怪作系がほとんどだけど「さよならナカムラ」なんての泣かせる作品もあって目が放せない。


Posted by iida at 23:00 | Comments (0) | Trackbacks (0)
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