エコと竹の話
子供の頃は地震の時には竹林に行けっていわれてた
平日のランチは100%外食。いつも一緒に食事をする同僚に「マイ箸」を使っている人がいるんだけど、その日は忘れてきたらしい。彼は残念がっているがお店の割り箸を確認すると竹箸だったので「竹(成長が早いから)だからエコなら大丈夫だよ」と教えると「見ただけで竹って判るの?」と不思議そう。私からすれば竹と木材の区別がつかないほうが意外だけど子供の頃から竹に触れてないと判らないものなのかもしれない。ウチは実家の庭に竹が植わってるくらいだし。食事をしながら竹の話になって竹は地下茎で繋がっていて竹林は全て同じ一つの株で作られていること、竹の花は数十年に一度しか咲かないコトを話しているうちに、「竹の種ってあるのか?」と新たな疑問。ネットで調べたところ竹は種で増えるものらしい。種から芽を出し地下茎で勢力を伸ばし竹林を作る。種類によって周期は異なるが50年~100年で花を咲かせ、花が咲いた後は地下茎で繋がった竹林ごと枯れてしまうそうだ。この現象が竹の花が不吉の前兆といわれる理由。面白いのは地下茎を切り取って別の場所に移しても数十年後の同じ年に花を咲かせて枯れてしまうそうだ。育った環境によって花を咲かすのではなく種の中の記憶で花を咲かせているのだろうか。