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29 October
2004

神田古本まつり

11/3(祝)まで





神田古本まつりが今日から始まる。
A.E.ヴァン・ヴォークトの非Aシリーズは掘り出せんかのう。


Posted by at 17:17
01 November
2004

グイン・サーガ

本編にグインが戻るのはいつか?



最近になってグイン・サーガをまた読みはじめた。
すでに既読本と積読本の区別がつかなくなっていたので、だいたいのアタリをつけて
ななめ読みしてくと、外伝13の「鬼面の塔」まで読んでいたみたい。1998年か…
そこで積読になってた63:時の潮までの数冊を一気に読み終える。
むう、外伝はそこそこ楽しめたけど、本編のほうはあまり面白く感じない。
グイン・サーガってこんなやおいなストーリーだったか?
読みはじめたのが25:パロのワルツの初版発行の頃だから1986年。
私の本に対する好みも変わってきているのかも知れない。

昨日、近所の古書店で64:ゴーラの僭王、65:鷹とイリス、66:黒太子の秘密を
それぞれ50円で購入。本の状態も悪くない。
せっかくだから、今度こそ最後までつき合ってみようと思う。


Posted by at 12:05
04 November
2004

キャプテン・フューチャー

8月から全11巻の予定でキャプテン・フューチャーが創元SF文庫から刊行されている。(表紙/挿絵:鶴田謙二)
今読んでいるのは第2巻「挑戦!嵐の海底都市/脅威!不死密売団」

予想はしてたけど、それ以上の直球ど真中勧善懲悪ストーリー。
宇宙帝王、破壊王、生命王など判りやすい悪の親玉。
普段はSF,ミステリーを中心に読んでいるから、たまにはこんな本が新鮮に感じてしまう。
むしろ、清々しい。

登場人物をドラえもんに例えるならこんな感じか?
-------------------------------------------------------------
ドラえもん → キャプテン・フューチャー
のび太 → カシュー主席
ジャイアン → ○○王(悪の親玉)
しずかちゃん → ジョオン・ランドール

便利グッズ → サイモン、オットー、グラッグのフューチャーメン
-------------------------------------------------------------

エズラ・ガーニーはどうしよう…

会社帰りにキャプテン・フューチャー全集3
「太陽系七つの秘宝/謎の宇宙船強奪団」を捕獲。1260円


Posted by baseball at 19:48 | Comments (0) | Trackbacks (0)
06 November
2004

バッテリー

中学入学を控えたひとりの野球少年。春休みの出来事を描いた作品。

ズバ抜けた投手の才能を持つがゆえに周囲との馴れ合いを嫌い、
孤高を守ってきた少年が引っ越しを機会に次第に変化してゆく。
新しい町で心ゆるせる友人を得て、少年は最も身近な弟のこと
ですらなにも理解していなかった自分を発見し、ひとつ成長する。

帯に「これは本当に児童書なのか!?」とあるように小学校高学年
向けの小説だが、作品中には大人が体面を保つためのすり替えら
れたエゴの矢面で傷ついてゆく少年の心がストレートに表現され
て考えさせられる。
むしろ、かつては少年であった大人に読ませたい。



バッテリー
あさのあつこ
角川文庫(ISBN4-04-372101-3)


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09 November
2004

白い果実

夏に帰省したときに福岡の紀伊之國屋で購入してた本。

観相学に支配された理想形態市(ウエルビルトシティー)が舞台の物語。
次第に蒼くスパイア鉱石化していく老人と盗まれた白い果実。
そして白い果実のかけらを口にして甦るミイラの「旅人」。
独得の世界観になじむまでにページが進んでしまって序盤はあまり印象に残っていない。
しかし観相学の世界になじんでしまえば、目まぐるしく変わる観相官の運命と、
かたや静かに進む旅人とアーラの時間がからみ合っていく様に引き込まれて
最後まで飽きることなく読むことができた。

硫黄鉱山で朽ち果てた人間が小さな塩の山に変わってゆく姿さえも詩的で美しく
思えるのは山尾悠子さんの翻訳だと予め判って読んでいるからだろうか?


白い果実
ジェフリー・フォード/訳 山尾悠子
国書刊行会 ISBN4-336-04637-9


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16 November
2004

黒太子の秘密

グイン・サーガ64:ゴーラの僭王、65:鷹とイリス、66:黒太子の秘密を一気読み。

あいかわらず本編にグインは出て来ないがやっと面白くなってきた。
リギアに説得されて秘密裡にマルガを訪れた黒太子スカール。
スカールが語るノスフェラスでの出来事。ってやっぱり被爆してたのね。
スカールはナリスの計画にイシュトヴァーンが絡んでいることを知ると一度は協力を拒むが、
結局は割り切れないながらも自分の運命を悟り肚をくくる。
粘着系のキャラばっかのグイン・サーガで数少ない剛直なスカールさん。漢だよ。

ナリスもマルガからクリスタルに戻り、蜂起は目前。
読みはじめた頃のワクワク感が戻ってきたかも。


東京堂から注文してた山尾悠子「ラピスラズリ」が入荷したと連絡。
「在庫に山尾さんのサイン本がありましたけど、どうします?」
もちろんサイン本を購入。ラッキー。

会社帰りにブックオフでグイン・サーガ、67:風の挽歌、68:豹頭将軍の帰還、69:修羅、を購入。


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23 November
2004

宇宙船ビーグル号

故A.E.ヴァン・ヴォクトの代表SFのひとつ。
1978年に早川文庫SFで出版されているけど、原書は1950年。
50年以上も前の作品だけど現在でも"SF"として


創元からも「宇宙船ビーグル号の冒険」のタイトルで出版されている。


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05 January
2005

星を継ぐもの

私もコリエルの子孫…

年末年始にジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」を読む。

月で発見された5万年前のものと思われる真紅の宇宙服の死体発見か
ら物語は進んでゆく。この時代になぜ月に人類の死体が??

火星と木星の間に位置する惑星ミネルヴァは地球とよく似た環境もっ
ていた。ミネルヴァンは惑星ミネルヴァを戦争による爆発で失い帰る
場所を無くしてしまう。爆発時に衛星にいた僅かのミネルヴァンのみ
が生き残ったが、母星を失った衛星は太陽へと引き寄せられる。
生き残ったものは決死の覚悟で未知の惑星へと降り立っていった。
新たな環境で彼らは種を絶やさないことだけしかできず知識を、文明
を失い急速に原始へと還ってゆくが、苛酷な生存競争に勝ち残り5万
年の時間をかけて新たな文明を手に入れる…

ホーガンの出世作と呼ばれるだけあって、これはいい作品だと素直に
思うことができる。死体が持っていた日記から次第に明らかになる彼
らの暮らしぶりなどの人間的な視点からもおもしろく読めるし、別々
に進化したはずの地球人とミネルヴァ人がなぜ同一なのかの科学的な
謎解きの展開もいい。
特にミステリのように二転三転しながらもSFとしてプロットが破綻し
ないバランスが素晴らしい。ラストがちょっと慌ただしい感もあるけ
ど、それすら気にはならない。

おまけのコリエルの話はこの作品をハードSFとするなら邪道かな。
そうでなければ、ちょっといい話。
チャーリーをはじめ、月での最後の死の行軍で命を落した仲間も救わ
れるかも知れない。

そして、それから5万年…




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20 January
2005

ガニメデの優しい巨人

「星を継ぐもの」の続編。
ガニメアンは争うことはない。進化の過程で肉食種が生まれなかった
ガニメデの生物はヒトに限らず争うことを知らない。

二酸化炭素濃度の高くなり過ぎたガニメデから太陽系外の惑星への移
住実験中の事故で未来へタイムスリップするガニメアンの宇宙船。
未来で目にするのは変わり果てたガニメデの姿。そして地球では人類
が新しく栄えていた。
地球人との交流でガニメアンは地球人は過去に自分たちが遺伝子操作
の末にミネルヴァに見捨てた生命体が進化したものだと気がつく。
ガニメアンは地球に住み着く選択もできたが、あえて太陽系外へ移住
したかもしれない仲間を探す滅びの道を選択する。

地球人は異星人を受け入れるまでには成熟していない。だがここはも
う彼らの世界なのだ。自分たちは過去の忘れものなのだと…

前作「星を継ぐもの」は地球人はミネルヴァンが再進化したものと判
明したけど、さらにガニメアンに遺伝子操作された生命体から進化し
たものだったとは…

今回も最後におまけあり。(^^;
こころ優しいガニメアンへのホーガンからの贈り物?


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03 February
2005

パヴァーヌ

ベラスケスの描いたマルガリータ王女

SFの最高峰と呼ばれながら、サンリオSF文庫の終焉と共に出版から数
カ月で姿を消した幻の名作。以前から読みたいとは思っていたけど、
サンリオ版は絶対数が少ない上に、見つけても高価で手が出ずにいた
ところに再版された扶桑社版を発見、即購入。

この作品は読み始めにSFの香りはしない。一見すると年齢、性別、職
業、時間の異なったそれぞれの人の運命があることをトリガに違った
方向へ流れてゆく様を描いた小品の集まりにすら感じる。この作品が
名作と呼ばれる所以は、それぞれの物語が実にうまく時間を越えて絡
みあって一つにまとまっているところにつきると思う。まるで最初の
ステップから最後のステップまでが予定調和で進むパヴァーヌのよう
に…

パヴァーヌといえば、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」が
真っ先に思い浮かぶけど、この作品のBGMはドビュッシーの「2つの
アラベスク」のほうがぴったりな気がする。

*亡き王女のためのパヴァーヌのモデル=若くして亡くなったスペイ
ンの王女マルガリータは後付け説が有力。

パヴァーヌ/キース・ロバーツ
扶桑社 ISBN:4594029434 (326P)


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05 February
2005

バッテリー III

野球部は謹慎処分を経て活動を再開する。監督の戸村は謹慎処分で夏
の大会に出場できなかった3年生に県内の強豪校と試合をさせようと
紅白戦までするが、学校は認めない。主将の海音寺の一案で強豪校の
門脇に直接勝負を挑むことになった巧と豪。

門脇と一打席勝負。巧は渾身のストレートで門脇から空振りを奪うが
キャッチャーの豪がボールをはじいて捕れない。迷ったまま投げた次
のボールはホームラン。打たれた巧より大事なところで信用されな
かったことに豪は傷つく。一方の野球部は門脇のはからいで強豪校の
横手との試合が実現する。

始めての試合場面が3巻になって紅白戦だけど登場する。
絶対服従の鬼監督のしたで無表情だった部員の心情が事故をきっかけ
に現になり、戸村の心も教師と監督の立場で大きく揺れる。児童書の
バッテリーだけど、小学生がついて来れているとは思えない、中学
2〜3年くらい向きだと感じるけど、どうなんだろう?

それにしてもあさのさんは野球をよく勉強していると思う。作品を
読んでいて感じるのは文献だけじゃなく野球経験者から活きた情報を
取りこんでいるんだな。と、そう思わせる文章を書く。逆に1巻の解
説はひどいものだ。チームスポーツの経験がないことは容易に想像で
きるが、言葉のひとつひとつも某BBSからの借り物ばかり。この人に
サッカー本の解説を書かせたら、
「キーパーはボールが飛んで来るまでヒマでラクなポジション」
とでも書くんだろうな。なんでこの人に解説書かせたんだ?

ところで、3巻を読んでいて気が付いたんだけど、原田(巧)と永倉
(豪)は新撰組の佐之助と新八から?


同時収録の「樹下の少年」は青波の視点から見たバッテリーの世界。

バッテリー III / あさのあつこ
角川文庫 ISBN4-04-372103-X


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09 February
2005

おおきくなりません

表紙の絵が鶴田兼二さんだとゆうだけで、去年の夏に八重洲ブックセン
ターで購入してた本。失礼にもライトノベルの延長くらいだろうと期待
していなかったけど、引きこまれて一気に読み終えてしまった。18歳か
らおおきくならない大人。普段は周りに合わせて見ない、見えないよう
に繕っている自分は他人からはどう見えているのだろう。やっぱり、
おおきくなってないのかな?
作品中に登場するゲド戦記も読みたくなった。探してみよう。

おおきくなりません/白倉由美
講談社 ISBN4-06-211396-1


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14 February
2005

ラピスラズリ

季節はずれに読んだ秋の枯葉の物語。

これからの展開を暗示する3枚の銅版画からゆっくりと始まる物語。
「画題をお知りになりたくはございませんか」 と。
山尾さん独特の静かでひんやりした文体で描かれる冬眠者と眠る主人を
守る古い人形。ラバードールがなによりも大切な犬のトビアス。そして
どこか人間臭さが抜け切れないゴーストたち。ラピスラズリの吸い込ま
れそうな深い青色で心地よい余韻を残す幻想的な中短篇5作品。

銅版/閑日/竃の秋/トビアス/青金石

ラピスラズリ/山尾悠子
国書刊行会 ISBN4-336-04522-4


Posted by iida at 09:00 | Comments (0) | Trackbacks (0)
20 February
2005

目的地アルファ・ケンタウリ

勝てば官軍

近い将来に太陽系が亡びる予測から移住先探しの旅に出た宇宙船「希望号」。
宇宙船内では5世代の世代交代があるうちに支配階級のありかたも変化
していくが、どの世代でも一度権力を手に入れた者の姿は変わらない。
新しいものが優れていると解っていても手放すことができない。
地球に帰ってきた宇宙船に調査乗船したヒューイットも権力の誘惑に
抵抗できない。みんな同じなのだ。

この本は出版された1973年は米ソ冷戦の時代。オランダ系カナダ国籍か
ら米国の市民権を獲得していたヴォークトはこの作品を通してなにかを
伝えたかった思うのは考えすぎか?


目的地アルファ・ケンタウリ/ヴァン・ヴォークト(訳:永井淳)
創現推理文庫


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22 June
2005

人間の土地

最近まで星の王子様と幸福の王子の認識がごっちゃになってた…

飛行機乗りサン・テグジュペリの作品。
「夜間飛行」と同じくパイロットの身の回りの出来事についての中短
篇集だけど、こちらのほうが人の生死を描いた作品が多いためか重く
感じる。中篇の「砂漠にて」は砂漠に不時着した二人の郵便機乗りが
次第におかしくなっていく様を淡々と描写していて、それが妙なリア
リティさを生み出している。砂漠で最後のオレンジを口にした男は
執行直前の死刑囚が最後のラム酒やタバコで微笑みを浮かべるのが
諦めや勇気からではなく単純に美味しいから微笑むのだと知る。

死に直面した人間の心理を通して人間としての本質を問いかける。
砂漠や高山で遭難して命を落とす者と拾う者、砂漠に縛り付けられて
外の世界を知ることなく一生を送る者。

ちょっと前にナチス軍に撃墜されたテグジュペリの飛行機が海底で発
見されたニュースが流れていたけど、あれは引き上げられたんだろうか?
それに「星の王子様」は最近版権が切れたから新訳の本が出てきそうだな。


<買い物>
塩狩峠/三浦綾子
たまご猫/皆川博子


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24 June
2005

塩狩峠

所属している野球チームの知人に勧められた本。
感想はあとで。


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30 June
2005

たまご猫

たまご猫は死者を誘う…

なんとなくタイトル買いした本。
失礼にも皆川博子さんとゆう作家を全く知らなかったんだけど直木賞
作家だそうな。(第95回受賞/恋紅)
表題を含む短篇10作。どれも日常からちょっとだけずれた幻想、怪奇
もの。オチが推測できるものが多いからインパクトは弱い感じがする
けど、どの作品にも独特の雰囲気、「心地よく秘密めいた場所」的な
空気があっていいかも。雪物語と骨董屋は個人的に◎。


たまご猫/皆川博子
ハヤカワ文庫JA
ISBN4-15-030594-3


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17 February
2006

サマー/タイム/トラベラー(1)(2)

非Aの傀儡の後に読んだし…

SFと思って読んでしまい期待ハズレ。
カバー裏の紹介文と表紙の鶴田謙二のイラストで「夏のロケット」と
「おもいでエマノン」がミックスされた話を勝手にイメージしてたみた
い。いざ読みはじめると思いっきりライトノベルで??。それでも後半の
時間をコントロールできるようになってから(前向きだけだけど)は話も
テンポよく進んで面白かったから、前半のだらだらがなくて、1冊で収
まっていれば自分の中では「ロケットガール」的な存在になれたかもし
んない。あっちはライトノベルと軽い気持ちで手にとってみたら以外と
SFしてて得した気分のパターンだったし。それから作者のお奨めなんだ
ろうけど実在のSFのタイトルやその引用が20も30も出てくるとさすがに
食傷気味になってくる。ああゆうものはあまり知られてないけど「これ
はいいよ!」ってのを一つ二つさりげなくされてこそ興味をそそられる
と思うのだがどうだろう?

サマー/タイム/トラベラー (1)(2) / 新城カズマ
ハヤカワ文庫JA ISBN4-15-030745-8 ISBN4-15-030803-9


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11 January
2007

最近お気に入りのマンガ

会社のマンガ仲間(?)の女性に教えてもらった「だらだらシリーズ」が面白い。もともとはWebサイトの「だらだら毎日」にアップされてた4コママンガみたい。すでに5冊出版されているのはいいんだけど、最近のは1ページ1コマの絵本タイプになっていて情報量が少ないのがいただけない。とゆーのが二人の共通見解。


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24 April
2007

かもめ食堂

誰だ誰だ誰だー…

今週から長期休暇に入ったことだし、ここ数年買ったはいいけど積読になってる本、録画したままで観てない番組や映画を少しずつ消化していく予定。今日観た「かもめ食堂」は去年唯一映画館で観たいと思った作品(結局行かなかったケド)で出演は小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの3人。あとは現地フィンランドの人たち?。このキャストだからまったりした作品だろうなーと思って観始めたら、想像以上にまったり。フィンランドの食堂(レストランではない)で働く3人の女性とその食堂を訪れる人の交流がただ淡々と描かれるだけ。それだけなんだけど疲れた心が癒される小品。疲れ過ぎてたら時間がゆっくりと流れる「かもめ食堂」の世界に逃避したくなるかも?

なんだか久しぶりに「やっぱり猫が好き」を観たくなってきた。


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08 May
2007

ミサゴの森

ミサゴは鏡

英国の片田舎の小さな森で起きる物語。森のほとりに住むスティーブは視界の端に見えるはずの無い人影がちらついてくる。それは次第にはっきりとしていき、ミサゴとなって森から彼の前に姿を表す。それがグゥイネス。二人は次第に惹かれあっていくが、既に森の秘密を知り森にとり憑かれたスティーブの兄のクリスチャンによってグゥイネスは連れ去られ物語は動き始める。スティーブと友人のキートンはクリスチャンを追って森の奥に入って行くほどに自分たちが未完成の英国神話の中にいることに気がつき、それぞれ自分に果せられた使命を悟り遂行していく。とゆうお話。英国の神話がいくつも出てくるから神話に詳しくないと「?」になる。実際、アーサー王とゼウスの話くらいしか判らなかったし。ミサゴは「惑星ソラリス」の人もどき、「黄泉がえり」の黄泉がえり人を連想させる。

ミサゴとは鳥の「鶚」ではなくMyth(神話)+Mago(成像)の意味。

ミサゴの森 (Mythago Wood)
ロバート・ホールドストック
ISBN4-04-791197-6


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11 May
2007

バッテリーVI

でもコレ「児童書」なんだよね

昨日のPC作業を長時間ムリな体勢で作業したためか腰痛再発中。歩くのもツライので1日自宅でじっとしてた。動けないので先日購入した「バッテリーVI」を一気読み。例によって大半が心理描写で進んで行く内容。最近映画化されて人気もあるようだけど、野球の経験のない人はどう感じているのだろう?投手の心理なんて野球経験者でも理解するのは難しいハズだし。「バッテリーVI」がバッテリーシリーズの最終巻。物語は練習試合の2回、相手チームの4番、巧のストレートを打つこと「だけ」に集中している門脇を打席に迎えたところで終わる。読者によって結末は違ってくるワケだ。私の望む結果はどっちだろう? これまでの信じるのは自分の力だけ、周りや相手は関係ない孤高の巧からひとつ成長して相手の力を認め、恐怖を感じながらも向かっていくことを覚えた巧に軍配を上げたいと思うが、これはやっぱり投手の考えなんだろうな。バッテリーを読んでいると自分の中学時代を思い出す。私のいたチームは強いチームで二人が高校で甲子園出場したくらい。が、チームワークはガタガタ。ある日、キャプテンを除く3年生全員が試合をボイコットしたあげくにキャプテン交代した時からチームの信頼感は欠片も残っていなかったと思う。そんなチームだったからこそ「バッテリー」の衝突して崩れそうになりながら、一度は崩れながら持ち直しギリギリのところで残っている信頼感を羨ましく感じるのだろう。慣れあいからは決して生まれることのないチームワークがそこにあるのだ。

バッテリーVI / あさのあつこ
角川文庫(ISBN978-4-04-372106-1)


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18 May
2007

草迷宮

映画化されてたのか…

幼い頃に今は亡き母から聞いた手鞠唄の忘れてしまった歌詞を求めて全国を彷徨う青年と三浦半島・大崩れの近くの秋谷邸に棲む妖怪と美女(たおやめ)の物語。物語は途中で人物、場所、時間が飛びまくりなので登場人物の特徴を掴むまでは気がつかないうちに別の話になっていたりして混乱することが多くて困った。「草迷宮」が発表されたのは明治41年。古き美しき日本語の表現が楽しめる。美女(たおやめ)が美女(びじょ)では興醒めなのです。特に最後に座敷で繰り広げられる手鞠つきの情景、無数に舞う手鞠と紅葉が行燈の灯りに照らし出される描写は秀逸。


草迷宮 / 泉鏡花
岩波文庫 ISBN4-00-310274-6


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22 June
2007

ラスト・イニング

成長したのは巧よりキャッチャーの永倉のほう

書き下ろし3つを含む5つのショート・ストーリーで綴られる「バッテリー」その後。門脇の第1打席を向かえたところで終わる「バッテリー」。気になる巧と門脇の勝負はあっさりとホームラン。しかし数ヵ月前と違い成長した巧と永倉のバッテリーは後の打席を完璧に抑え、試合も3-1で勝利する。一見、引き分けにも見える二人の勝負の行方はスコアとは関係無く試合後の表情からはっきりしている。巧の完勝だ。

一番以外だったのは門脇のその後。既に決まっていた県外の野球名門高の推薦入学を一方的に破棄し地元の高校へ進学する。巧との対戦の機会を一度でも多くするための行動だが自分勝手な行動とされ本人だけでなく家族も嫌がらせを受け苦しんでいる。実際もの凄く身勝手な行動で周りに迷惑をかけているハズ。今後はその学校への野球推薦の枠もなくなるだろうし。でも成長過程にある少年の純粋な情熱(この場合は業か?)も尊重してあげたい。つまらないオトナにはいつでもなれるんだしね。あとは「バッテリー」一のシニカルキャラの瑞垣。5作のうちの4作が瑞垣の視点で語られているが本人はあの試合を最後に野球を辞めている。進学校に進んだものの燻った毎日で妹の香夏からも「最近かっこわるい」と言われる始末。そんな時に横手中の監督から「コーチとなって巧と永倉のいる新田を倒さないか?」と誘われ最初は断るが次第に興味を示していて面白い。それに海音寺と香夏のこともあるし「エキストラ・イニング(延長戦)」で続きを書かないなあ。


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06 July
2007

サマータイム

どうにもならないことなんて…

最近通勤電車でよく聴いている小島麻由美の「スウィンギン・キャラバン」。なかでも何度もリピートして聴いてしまうのが「サマータイム」。悟ったような開きなおったような歌詞を気怠くもテンポよく唄う小嶋節は慣れない早起きで疲れたカラダに効きまくり。特に帰りの電車でよく聴いてるなー。


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13 July
2007

レイモンド(1)

ウィー、ムシュー

会社帰りの本屋で見たことのない田丸浩史のコミックス「レイモンド(1)」を発見。奥付によると3月に出てたみたいだけど、週刊、月刊誌ともなにも買ってないし情報も追っかけてないからこんなもんか。オビには「田丸浩史、新境地開拓!(…かもしれない)」なんてあるけど、そんなコトはない。いつもの田丸漫画全開。レイモンドは未来の世界から机の引出し経由で現れた海兵隊型ロボット。タイムマシンで歴史を変えて一休さんを殺人鬼にしたりしてるし。オマケの「田丸汁詩」によるとアマチュア時代に田丸さんが好きだった漫画家は安永航一郎、あさりよしとおだとな。…似ている。


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16 August
2007

ラブやん (8)

天使長も暴走

いつの間にか8巻が出てたのか。あい変わらずのダメ人間っぷりのカズフサ。今回はラブやんも暴走しまくり。上司である天使長を亡き者にしようとするラブやんの明日はどっちだ?


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27 August
2007

夏の終わりに読みたくなる本

ロケットガールとかロケットボーイってのもあるね

お盆も過ぎて甲子園大会も終わって夏ももう残り僅かだな感じがする頃に読みたくなる本がある。川端裕人氏の「夏のロケット」と、あさりよしとお氏の「なつのロケット」。今は現実の世界を生きるかつてのロケット少年だった大人たちが少年の心に戻って本格的なロケットを作り上げる「夏のロケット」と、少年たちが夏休みに本物の小型人工衛星を打ち上げる「なつのロケット」。苦労して作り上げたロケットを打ち上げた瞬間にやりきれない達成感と共に大人たちは現実に戻り、子供たちは少しだけ大人になる。刹那の儚さと美しさがちょっと切ない。


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30 September
2007

いつまでもデブと思うなよ

見た目も大事な時代だし

エヴァンゲリオンで有名な「ガイナックス」の創立者で現「オタキング」代表、岡田斗司夫さんが1年で117kgから67kgのダイエットした体験を綴った本。ダイエットしたことを知らずにテレビで岡田氏を見たときは「別人?、病気?、つかガン?」って本気で思いました。ダイエットしたのね。で、岡田氏の「レコーディング・ダイエット」だけど、ベースは「無理な(数ヵ月継続できない)方法はしない」、「記録を付ける(レコーディング)こと」とダイエットに成功したヒトから見れば誰もがうなずきそうな普通のことを続けるだけ。失敗するヒトは短期間で結果を求めるからツライ思いをするし、停滞期に入るとさらに追い込むからどんどんキツくなって続かないパターンがほとんどだと思う。「レコーディング・ダイエット」は楽しみながらダイエットするトコが特徴で、状態によって6段階に分けられている。本書では状態ごとのダイエット方法とコツが判り易く解説されていていいと思う。個人的には目標体重に達した後、軌道到達後のコントロール方法がもの凄く参考になった。


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03 October
2007

よつばと!(7)

リボルテック「ダンボー」欲しいかも

「よつばと!」の最新刊、第7巻が先月末に出てたみたい。新キャラの「しまうー」登場。5歳になってますます元気な「よつば」。こんな子供なら居てもいいかなーと思う半面、居たら居たでとても大変そう。** そういえば定期券が昨日で切れているのに気が付かなかった。これまでは期限切れの定期券だと自動改札を通過できないからすぐ気がつくんだけど、PASMOの定期券だと定期の期限が切れても、いくらかチャージされていれば自動的にそれが使われてしまうのだ。あたりまえだけど。片道分余計に払っちゃったよ。
<今日の買い物>
(Comics) よつばと!(7) / あずまきよひこ 630yen
(Comics) 今日の早川さん / Coco 1,050yen
回転チェック用2色ボール 990yen


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30 October
2007

一夢庵風流記

ひょっとこ斎

天下御免の傾奇者の前田慶次郎利益こと前田慶次の生き様を描いた時代小説。戦場では朱塗りの槍の使い手でありながら、和歌や俳句、踊りに堪能と風流の人だった前田慶次。物語の最初から最後までとにかく自由な人。一見すると死を恐れない自分の命を秤にかけたような危うい生き方だけど刹那的とは違う信念を持った傾奇っぷりで読んでいくうちに憧れすら感じてくる。信念で生きる一匹狼がゆえか負け戦と判っていながら不利なほうにばかり味方していたりする。徳川天下取りの戦でも親交のあった結城秀康(家康の次男)に「直江山城(兼続)は莫逆の友、死んでやらねばなりますまい」。と語り上杉側として戦場へ向かう。自分の、相手の哀しみを理解しつつも運命として受け入れる前田慶次の自然体な人柄がよく表れていると思う。晩年は直江兼続の領地の米沢で風流に過ごし、現在でも「慶次清水」などに慶次の名前が残っているそうだ。


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10 November
2007

Wartermark 1999

鶴田さんは天才

部屋の掃除をしていたら1999年のカレンダー「Watermark 1999」が出てきた。普通カレンダーは使い終わると破棄するものだけど鶴田謙二の「Wartermark 1999」は毎月多数イラストが使われていて、表紙も写真集的なきれいな作りだったんで捨てずになんとなく保管してたみたい。鶴田謙二の本で絶版物はいい値段で取り引きされているからネットで相場を調べてみたらなんとこのカレンダー、古書店では12,000円から15,000円で販売されている。3,000円弱で購入して使い終わったカレンダーだけど、カレンダーだけに販売期間が限られていることから出回っている数が少ないからだろうけど、こんなにするとは。大事に保管しておこう。


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17 November
2007

草枕

温泉にいきたくなった

今年の夏に物語に出てくる峠の茶屋(鳥越の峠)を訪ねてから一度読んでみようと思っていた夏目漱石の「草枕」。物語は東京の喧騒としがらみを逃れて熊本・小天(おあま)の温泉宿に逗留する若き画工と現地の人々との交流で進んでいく。人付き合いがあまり得意でない主人公と自由奔放でちょっと変わった宿の若女将や人の良い寺の和尚たち。この作品は晩秋の温泉宿や山寺の自然の色彩だけじゃなく、音や香りも伝わってきそうな表現が凄いと思う。私が峠の茶屋を訪ねたのは夏だったけど、ここは秋深くなってから来たい所だなと感じたのは自然なことだったのかも知れない。何処からともなく聞こえてくる三味線の音を聞きながら入る湯煙にかすむ秋深い山中の温泉。いいかも。


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25 December
2007

水惑星年代記

キディムナ・マディムナ

大石まさるさんの「水惑星年代記」と「続水惑星年代記」。水惑星はもちろん地球のコト。SFが主なんだけど機械じみてない、人間と時間と記憶のお話が多いかな。みんなのびのびとしていて気持ちがいい。短編集だから寝る前に最適。いい夢が見れそう。そんな本。内容は全然違うんだけど「ヨコハマ買い出し紀行」を思い出させる。物語を流れるやさしくゆっくりとした時間がそうさせるのだと思う。


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30 December
2007

今年は帰省しないので

普段はなかなかできない部屋の大掃除をしてしまいたい。この部屋にきて8年が過ぎたのでモノも増えすぎているだよね。来年は引越しも考えているし、この機会に粗大ゴミなんかを整理しておこう。このテのゴミはいつでも捨てれるってワケじゃないから前もって準備しとかないと計画通りにいかないのだ。*** 夕方から近所のサティに買い物に出かけたら本のコーナーに「おおきく振りかぶって」の9巻が発売されてたので購入。ついでに「るくるく」の8巻も。


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08 February
2008

ニットキャップマン

全米が泣いた…

去年あたりから「初音ミク」が新聞などのメディアで紹介されて有名になってきた「VOCALOID(ボーカロイド)」。簡単にゆうとコンピュータが人間の声でプログラム通りに歌うソフトウェアなんだけど、これが以外と凄かったりする。作品を「youtube」や「ニコニコ動画」で公開している「ワンカップP」さんの怪作、桃太郎がきび団子をうまいこと使って鬼との和解に成功、みんな平和になる「桃の中の人」(キジを除く)が好きで他の作品を探していて辿りついた「ニットキャップマン」。ボーカロイドはイロモノだと思っていた自分が間違っていたことを認識させられた。大きな衝撃こそないけど、じんわりと効いてきて何度も繰り返し聴いてしまう。

この名曲「ニットキャップマン」の原曲はムーンライダースのもので詞は糸井重里さんが書いている。矢野顕子さんのカバーバージョンもあり、アルバム「ピヤノアキコ」に収録されている。聴き比べると三者三様の表現がおもしろい。どれもアリだと感じる。ワンカップPさんの作品はありえない寝オチで終わる「鏡音ロンちゃんがやってきた」なんかの怪作系がほとんどだけど「さよならナカムラ」なんての泣かせる作品もあって目が放せない。


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12 February
2008

HOSONO HOUSE

ここは基地と音楽のまち

古めのアルバムを購入した。1973年にレコードで発売された細野晴臣「HOSONO HOUSE」のCD版。30年ちょっと前の音楽だけど、だからかリズム先行の最近の音楽と違って繊細なまでのメロディと丁寧な詞が新鮮な感じがする。休日にゆっくり聴きたい感じの音楽。このアルバムは当時、細野さんが住んでいた狭山のアメリカ村(米軍ハウス)でレコーディングされたそうだ。ここから徒歩10分くらいのトコ。


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19 February
2008

ラブやん 9

天使はオバケに弱い

面白いんだけど他人には薦められない「ラブやん」。つーか、田丸浩史の本。そんなラブやんも9巻目。内容はいつものアレな展開。「明日から頑張る」いい言葉だ。でもなんかカズフサがだんだん普通っぽくなってきたような‥ 周りが非道いだけ?


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04 March
2008

テクニクビートのサントラ

よくやった

2007年末くらいからウワサがあったテクニクビートのサントラの発売日が4月16日に決定。ゲームが出たのが2002年、当時からサントラ化の希望は多かったものの版権の問題で出すのはムリだと言われていたテクニクビートのサントラ。PS2のゲーム本体も版権の問題で重版が出せないために中古でも結構な値がついていたりする。そんなテクニクビートのサントラがsweeprecordからようやく実現。往年のナムコサウンドいっぱいのサントラ購入者のほとんどはアジアメを聴いたことのある35歳以上。...のハズ(^^;


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13 March
2008

ひだまりスケッチ 3巻

専務って…

今日発売だとばっかり思っていたら、2月末に既に出ていた。なんと間違ったんだろう? ん、でも本の最後のページには「2008年3月13日 第1刷発行」になってる。どうゆうこと? 売り切れる程人気のある作品でもないと思うんだけど(失礼)、神保町、新宿と5件ほど回って1件も在庫なし。最後に自宅近くの小さな本屋に寄ったら1冊だけあったのでゲット。ふう。 *** 相変わらずのヌルい展開ながらヒロさんが壊れ気味なとこが気になるけど、なんてゆうか、お子様のいる家庭にも安心の優良4コマ。


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04 April
2008

ドラマ バッテリー

あまり期待せずに見よう

あさのあつこさんの人気小説「バッテリー」が映画化に続いてNHKドラマ化(全10回)。予告編を見た感じだとダメダメ感がいっぱい。主役の巧に関ジャニJr.を使ったりとNHKの狙うターゲット層がチラリ。録画していたそんな第1話、まったく期待していなかったからか以外とダメじゃなかった。ただ主役の巧はともかく、キャッチャーの豪が自分のイメージよりいろんな意味で細すぎる。あれで巧の相手ができるのかな。それより脇役で元横浜の駒田とか、野球部監督に千原Jr.とか出てきて、そっちの方がおもしろそうな感じ。とりあえず原作が好きだったのでしばらくは見る予定。
今日の買い物
(CD) +1 / 木村カエラ 3,465yen


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09 April
2008

+1

木村・カエラ・りえ

木村カエラのニューアルバム「+1(プラスワン)」。これで4枚目、いままでで一番ロック調が強いアルバムになっている。メジャーデビュー後もアイドル路線に乗らずにライブハウス中心で活動してる木村カエラはロッカーとして着実に成長してると思う。収録されている曲はどれも悪くないケド、小ぢんまりした印象になってしまうのは、前のアルバムにあった「Snowdome」みたいな無意識に口ずさんでしまうような曲がないからだろうな。


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15 April
2008

テクニクビートのサントラ届いた

仕事から帰ると予約していた「テクニクビート・サウンドトラック」がクロネコメール便で届いていた。発売元は「sweep record」というちょっとマイナーレーベル。「リブルラブル」、「スカイキッド」など往年のナムコサウンド名曲のリミックスの他にテクニクビートで初めて聴く「桜満開」なんかいい感じ。ただCD1枚に49曲と収録曲数が多いために1曲あたり1分半と短めで物足りない。それでもテクニクビートのヘビーゲーマーからすれば全曲収録されていないのが不満だろうけど、個人的には後半の捨て曲を入れずにナムコサウンドを多めだとよかったな。


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20 June
2008

STARTING OVER

エレファントカシマシの最新アルバム「STARTING OVER」を購入。最新といっても今年の1月末に出てるんだけどね。このアルバムからちょっと路線が変わったかな。「風に吹かれて」とか好きなコアなファンには受け入れられない変化かも知れないけど自分は間口を広げたこんなエレカシもアリかなと思う。PVでミヤジと子供と戯れる「笑顔の未来」なんてこれまでなら考えられないし。このアルバムに私の好きな「桜の花、舞い上がる道を」は収録されていなくて残念。今年は行きたいと思っていた日比谷野音のライブもすっかり忘れていて用事をいれてしまい行けない。来年こそは。


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23 July
2008

おもいでエマノン

数時間も数十年間も同じ刹那の時間の話

熊本生まれのSF作家、梶尾真治の名作、「おもいでエマノン」のコミック化。絵は小説の挿絵も描いているほどこの作品に思い入れがあるらしい鶴田謙二。先に小説を読んでいて挿絵も鶴田謙二だったからだろうか、初めて読むのに初めての感じが全くしない。自分の中でエマノンのイメージが出来上がってしまっているらしい。一般的に梶尾真治といえば「黄泉返り」の作者だけど、自分にとってはやっぱり「おもいでエマノン」の梶尾真治。1983年の作品でさすがに古い表現は多いけど今でも新鮮な作品。人の思いを乗せた時間SFの原点がここにある。日本人なら一度は読んでおくべき本だと思う。


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29 August
2008

よつばと 8巻

法被いいなあ

よつばとの8巻が出てたんで購入。月刊誌のハズだけどもう8巻。早いなー。内容はいつも通り、よつばを中心に振り回されるヒトたちの日常を描いたほのぼのモノ。あさぎさんの自転車が自分の自転車(ルイガノ MV-2)の兄弟車(MV-1)でニヤリ。


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01 October
2008

新しい季節へキミと

このPVは無い

エレファントカシマシの新曲「新しい季節へキミと」が発売になった。聴いてみての第一印象は「こんなもんかな」。最近の「俺たちの明日」とか「笑顔の未来へ」のライン上にある「ごく最近のエレカシの曲」って感じ。いい曲なんだけどソフトすぎて物足りない。youtubeにPVがアップされていたので早速観てみたんだけど酷い、あれは無い。バンドなのに出演は宮本浩次オンリー、突っ立ったままだけど宮本の目に力があるのはいつものコトだけど、あのエフェクトは無い。まるでアイドルか女性タレントが相手のよう。最後に青い蝶が出てきたときには倖田來未かよ!と思ったヨ。骨太のロックを歌うエレカシ好きには受け入れられないだろうなー。ところでサビの「春夏秋冬彩る〜」のあたりは「TSUBAKI」のCMに使えそうな気がするけどどうだろう。


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03 October
2008

カンパニー

調べたら今井美樹さんがカバーしてるそうな

ランチの帰りに立ち寄ったお店で流れていたBGMが気になった。とても好きだった曲だった気がするケド音が小さい上に誰かのカバーバージョンで原曲とちょっと違うみたい。もどかしい気持ちでメロディを追いかけてやっと判った。リッキー・リー・ジョーンズの「カンパニー」だ。ちょっとノスタルジックな気分になり家に帰って久しぶりにアルバム「浪漫」を聴いてみた。うん、やっぱりいい曲はいつまでも色褪せない。たぶんこのアルバムは自分にとって一生モノのアルバムになるだろうなと再認識。実家には高校生の頃に買ったLPレコードがあるハズだけど、よくこんな曲聴いてたな、つーか、どこでこんな曲知ったんだろう? たまたまFMで知ったんだったか‥ 思い出せない。


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06 October
2008

読書の秋

なんで「秋」なんだ? 春でもよさげだが…

読書の秋ってことで読みたい本をまとめ買い。なんだか最近は二十代の頃より本を読まなくなってる。なんでだろう?と理由を考えてみると空き時間が少なくなっていること、それに使い方にも選択肢が増えてることかな。インターネットとか。そして読む本の嗜好も変わってきている。以前はクリスティやブラッドベリといった海外のミステリ、SFが中心で国内の作家だと高校生の頃から読んでいた栗本薫の「グイン・サーガ」シリーズくらいだったし。逆に最近は国内モノがほとんど。今読んでるのも永井荷風の「すみだ川・新橋夜話」。SF系も梶尾真治、それに山尾悠子。年齢がそうさせるのか?*** 気がつくと自宅サーバが外部からのメールを受け付けなくなってる。ログを調べると先週の土曜未明からおかしいみたい。以前もOB25対応なんかで外部から外部へのメールが送れないことはあったが、今回は外部から内部もダメで重傷気味。全部「User unknown」になるんだよなー。ディスクのエラーが原因でもなさそうだし困った。


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06 January
2009

カブのイサキ

今度もやっぱりテロテロの時間

今日からお仕事。職場へのおみやげで荷物が多いので自転車を使わず地下鉄で出勤。10日ぶりだけど思っていたほどメールは溜まっていなかった。仕事の相手が企業じゃないとこんなもんかな。それでもやっぱり初日は仕事があまり進まないとゆうか調子がでない。...でも休みボケじゃないですよ? *** お正月に運動不足だったので職場から自宅まで徒歩で帰宅。そういや年末に「ひだまりスケッチ」の4巻が出てたのを思い出したので書店に寄り道。4軒ハシゴしながら帰ったがどこも売り切れ。そんなに人気あったっけ?探しモノは見つからなかったケド芦奈野ひとしの「カブのイサキ」の1巻を発見。最近は漫画雑誌は全く読まないから情報に疎くなってるケドこんなの描いてたんだ。まだ始まったばかりでキャラの個性が弱い気はするけど「ヨコハマ買い出し紀行」と同じようにゆっくりと穏やかに流れる時間と広い空を感じる作品。主役のイサキよりシロさんのほうがいい味出してるね。寄り道しながら約1時間のウォーキング。少しは運動不足を解消できたかな。


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24 January
2009

和波孝禧 ヴァイオリンリサイタル

空調の音さえ雑音になる瞬間

お誘いを受けて午後から六本木の泉ガーデンタワーへ。全盲のヴァイオリニスト和波孝禧さんの演奏を聴く。そういえばヴァイオリンの生演奏を「ちゃんと」聴くのは初めてかもしれない。モーツァルトやサンサーンスなどの演奏、特にバッハのシャコンヌは表現力豊かで力強い演奏に聴き入ってしまっていて15分の長い曲なのに「あれ?もう終わったの?」って感じたくらい。多目的オフィスの一室だったので音響的にはあまりいい状態ではなかったのかもしれないケド音楽って生演奏が一番だってコトを再認識。あたりまえだけど。音を紡ぎだす弦の動きや体で感じる波動はスピーカーやヘッドフォンでは感じることのできない世界。約2時間の演奏会もあっという間でした。時間の都合でこんないいお誘いのお礼もできてませんから日を改めてお礼しますね。


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01 April
2009

絆とハナウタ

そういや今日はエイプリルフールだった

「それが夢でも幻でも俺は構わない」の歌詞が印象的なエレファントカシマシの新曲「絆(きづな)」。YoutubeでPVを見たけどエレカシらしくていい。前作の「新しい季節へ君と」のPVが残念すぎる出来で心配だったケド安心した。曲は映画「相棒」のスピンオフ作「鑑識・米沢守の事件簿」の主題歌に起用されているから耳にする機会も多いかもしんない。宮本先生節全開のバラードでクドい感じもするがそれもヨシ。そういや今日からCM放送してるサントリー焼酎「はなうた」。桜の木に寄り添う田辺誠一さんと大塚寧々さんのバックで流れる曲はこの商品用に書き下ろしたらしい「ハナウタ~遠い昔からの物語~」なんだけど、これが凄くいい。まだ一曲を通して聞いていないケド「絆」より軽めの「ハナウタ」のほうが個人的には好みだな。これならカラオケでも歌えそう。4/29発売になる19枚目のアルバム「昇れる太陽」にどちらも収録されている。「桜の花、舞い上がる道を」も入ってるし予約せねば。


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30 April
2009

昇れる太陽

エレカシはどこに向かっているのか?

エレファントカシマシ19枚目のアルバム「昇れる太陽」。先日WALKMAN NW-X1050を買いにアキバへ行ったときに購入してた。早速NW-X1050で聴いてるんだけど感想は「もの足りない」。「桜の花、舞い上がる道を」とか「絆」とかシングル発表されて既に聴いている好きな曲はいいんだけど、アルバムで初めて聴く曲がいまひとつと言うかピンとこない感じなのだ。CMで一部聴いていた「ハナウタ」だけって感じ。前のアルバムの「リッスン・トゥー・ザ・ミュージック」「翳りゆく部屋」「冬の朝」みたいな曲が見当たらない。聴き込んでいくウチにじわじわくる曲がでてくるといいんだけど…


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31 May
2009

吉田苑モデルのCR-D2

ついに決定

自宅の音楽環境を改善すべく数ヶ月前から選定中だったオーディオ・コンポ。選定条件は音質重視、コンパクトでスピーカ込み10万円以内。最終的にはケンウッドの「R-K711」、マランツの「M-CR502」、オンキョーの「CR-D2」に絞られていた。音質が良さそうなM-CR502に決めかけてネットでさらなる情報を仕入れていた時、福岡に「吉田苑」なるショップがあることを知る。ここでM-CR502とCR-D2のチューニングモデルを扱っていて、最近CR-D2のチューニングモデルXRがEXにマイナーチェンジ(コストダウン)した関係でXRにオプションのステンレス・インシュレータとL-Clock-XO3がついた展示品をセール処分していた。D-Clockではないケド自分の耳や環境だったら十分すぎる構成だし15,000円も安く買えるので迷わずクリック。週明けには届くそうな。となると次はスピーカ。本命はモニターオーディオ社の「Radius 90HD」。評判はいいケドやっぱ自分の耳で聴いてから購入を決めたいのでアキバのヨドバシで試聴。…周りがうるさいからいまひとつ判断できない。Radius 90HDの半額で購入できる同社の安いモデル「Vecter 10」でもいいかなと思うが、長く使うものだしデザインのいいRadius 90HDのほうがいいかなー。


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01 June
2009

CR-D2XR到着

吉田苑の「Hina」モデル

週末にポチった「CR-D2XR」だが受け取り時間を20時〜21時指定にしていかたからか、今日受け取ることができた。福岡から発送なのに早っ! 吉田苑チューニングの証、「ヒヨコマーク」が眩しいぜ。早速セットアップして聴きたいとこだけど、まだスピーカーが無い…。無い袖は振れないのでとりあえずはヘッドホンで聴いてみる。ソースは普段から良く聴いていて、そこそこ録音状態がいいCDがいい(と思っている)チェボタリョーワのヴァイオリン協奏曲。 …ん? …あれ? ヘッドホン(ATH-A900)との相性が良くないのか低音に力がない感じがするし、楽器ひとつひとつの音がクリアでないので臨場感に欠けるのだ。期待が大き過ぎたのかなと思いながらヘッドホンをイヤホン(SHURE E4)に変更したらこちらはいい感じでひと安心。やっぱヘッドホンとの相性ってのは大きい。でも自宅でイヤホンタイプは耳が疲れるしなーと思いながらもう一度ATH-A900に繋ぎ直すと低音はそのままだけど解像度が上がってさっきよりクリアな感じがする。最初はアンプのウォーミングアップが足りなかったのが原因か。ま、どっちにしてもスピーカーを手配せねば。 


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05 June
2009

Fakie 「To The Limit」

朝の電車に傘を忘れた

週末の夜ってコトもあって神田会。早めに会社を出て秋葉原に寄り道してFakieの「To the Limit」のCDを購入。いつも行ってる天狗酒場がいっぱいだったのでKさんが入社当時から行ってる(ってコトは20年以上前から)らしい洋酒メインのお店へ。自分はお酒ダメなんでジンジャエールだけど。マスターがしきりに薦める「レーズンバター」840円。ちと高いがただのレーズンバターじゃなくて周りをフランスパンで覆われたものを切ったものでパンが少ししっとりして絶妙のバランス。これは美味しかった。遅くまで話し込んでいたので終電で帰宅。着替えてリラックスしたところで今日購入したCDを聴いてみる。このCDは新譜ではなく約3年前に発売されているもの。実はFakieてバンドを知ったのはつい最近。コンポを物色しているうちに辿り着いた「吉田苑」で録音のいいCDとして紹介していたのがきっかけ。調べてみるとライブに強い2人組のユニットでこの「To The Limit」はいろんなヒトの曲のカバーでほとんどが知っている曲ばかり。面白そうなので購入してみた。聴いていると「いい録音てのはこういうことか」ってのがすぐ判る。なんていうかボーカルもギターも近いのだ。音が大きいからじゃなくて、リアルだから凄く近く感じる。ボーカルの吐息、ギターの弦と指が擦れ合う音も伝わってくる。録音状態とは関係ないけどFakieのアコギのギターテクって凄いって思う。


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09 June
2009

スピーカースタンド到着

エイジングで音が落ち着いてくれればいいが…

早速リビングに設置。30分くらいで組み上げ完了。ずっしりと重いのでこれなら共振もせずいい仕事してくれそう。ポール内にケーブル配線されているので見た目も良し。ただリスニングポイントがソファーだと音源の位置がちと高い気もするケド気にしてもしかたないか。設置後CDを再生してみる。音量小さめの場合は高音が強く低音が弱い感じ。ある程度音量を上げるとスピーカーの実力が発揮されて解像度の高い音を出してくれる。低音はやっぱ弱い気がするけどスピーカーのサイズからいってこの辺が限界かも。これ以上はサブウーハーでも導入するしかないか。後は少しずつ角度の調整だな。


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21 June
2009

エウレカセブン

やっぱマシューはいい奴

CRエウレカセブンで興味をもって観てみたいなと思ったTV版エウレカセブンのDVDが手に入った。とりあえずH.264でエンコードしてデータ化しようとエンコードを始めたんだけど、全50話だから結構な作業になる。高画質で残そうとなるとさらに時間がかかるので一日かけて18話までエンコード終了。Athlon64x2 2.2GHzのマシンで非力なワケじゃないけどこんなときはクアッドコアの3GHzレベルが欲しくなるなあ。エンコードが終わったのから順に観ていったケドこれは面白い。一気に13話まで観てしまった。放送時は日曜朝7時放送のアニメってことで「お子様向けアニメ」だろうとスルーしたケド子供向けじゃないね。宗教絡みの重いテーマの話があったり、そこそこリアルに人が死んだりと「よくこんなの朝7時から放送してたなあ」って思う内容。エウレカとエウレカを慕う3人の子供たちの関係って子供向けじゃありえない設定だし。まだ13話までしか観てないケド、久しぶりにリアルタイムで観てなかったことを後悔したアニメ。


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26 June
2009

エウレカ三昧

今やってる劇場版も観たくなった

今週は仕事から帰宅するとずっとTV版エウレカセブンのDVD(とういかH.264エンコードしてサーバに放り込んだファイル)を観てた感じ。日曜から今日までの6日間に全50話のうち38話を一気に消化。一日平均6話強も観てたのか… 無機質なエヴァンゲリオンと対照的に人間味溢れるキャラと人間関係とか内容厚めで飽きさせないストーリー展開が秀逸。主人公レントンの空回りしまくりの正義感がアレだけどエヴァ以来の良作アニメじゃないかな。エヴァは良作とはちょっと違うか。「面白い」と思うアニメって結構あるケド「良作」って感じるアニメって少ないんだよね。この他だったら「蟲師」とか。エウレカセブンは「劣化版エヴァ」なんて声もあるみたいだけど個人的にはこっちのほうが好き。ただビームス夫妻が亡くなってしまったのだけは残念。


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30 June
2009

一気に全部観た

ノルブがイメージと全然違ってた

TV版エウレカセブン全50話終了。いつも可哀相だったアネモネが救われる第48話「バレエ・メカニック」をピークに後は駆け足気味にエンディング。ラストはもうひとつだったケド、飽きることなく最後まで一気に観ることができたのはやっぱいい作品だからだと思う。全体を通してレントン少年とコーラリアンの少女エウレカの成長がテーマのストーリーなんだけどホランドとかレイとか脇を固めるキャラクターも個性的でよく動き回っていたんでバランスよく楽しめたんだと思う。ときにドギー兄さんが活躍するサッカーの話は結局なんだったんだ?


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06 July
2009

HOCUS POCUS

ジャケットのネコ顔はGOOD!

木村カエラ5枚目のアルバム「HOCUS POCUS」。何度か通して聴いてみてまず思ったのは、うす味の曲が多いなって印象。新しいモノに挑戦して試行錯誤中なのかなあ。ロック、バラードと、もっとメリハリの効いたシンプルな曲のほうが彼女には合ってると思う。聴いてるといい曲なんだけどしばらくすると残っていない、そんな感じ。3枚目のアルバム「scrach」だと「木村カエラっていいから聴いてみなよ!」って奨められるケド今回のアルバムはファン意外にプッシュできるほど魅力はないかな。「HOCUS POCUS」ってのは「チチンプイプイ」みたいなおまじないのコトバだそうな。


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14 July
2009

あずまんが1年生

ちょっと前に出てたんだけど、自宅と職場近く(神保町なのに)で見つからなくて買えてなかった「あずまんが1年生」を購入。元々はメディアワークス社から発行された「あずまんが大王(全4巻)」の1年生時代を小学館から焼き直しで発行したもの。結構加筆されているものの、既にもってる内容だから買わないつもりだったケド、「補習」と称して新しく追加されてるモノがあったのでつい購入。…半分後悔。追加分は面白かったケドやっぱ少ないわ。これだけのために同じ内容の本を買い足すのもどうかなあ。2年生は買わないかも。でも補習がなあ。


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23 July
2009

つゆのあとさき

1年くらい前に購入。梅雨になったんでちんたら読んでたら読み終わる頃には梅雨が明けてた。短い小説なのになあ。ストーカー被害に遭いながらも男を渡り歩く逞しい君江さんの日常を切り出したお話。時代は昭和初期だろうか。銀座のカフェーなど東京の風俗が生々しく描かれているところが荷風らしい。物語は出だしから後半まで気怠く流れるが、ストーカーの正体判明と刑務所帰りのオジサンの死の書き置きで急展開。でもここで終了。物語のキーのように見えたストーカーはどうでもよかったのね。書き置きを見たあと彼女はどうしたんだろうか。


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30 July
2009

サイボーグ俺達

フェスでウィッス!

エウレカセブンの第3期エンディングの「Tip Taps Tip」が気に入ったので試しに買ってみたHALCALIのアルバムだけど結構いいかも。通勤中もアルバム通して何度も聴いてしまうってコトは自分にあってるんだな。一見(一聴?)PUFFYっぽいんだけど違う。ゆるめのラップなんだけど、それでいて引き出しが多いから聴いてて飽きが来ない感じ? 「Tip Taps Tip」の他、ハイロウズの「日曜日よりの使者」とのミックス「It's patty time」や「春狩道~19の夜~」もなにげに完成度高いと思うし。「フェスでウィッス!」も元気があってよろしい。


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17 August
2009

エウレカのOST

電気グルーヴの「虹」もいい

タイトルに「交響詩篇」って付くくらい音楽にも力が入っているエウレカセブン。バックで流れるBGMも印象的な曲が多い。オリジナル・サウンド・トラック(OST)1&2があったので購入してみた。OP/EDを除き、テクノとクラシック風の曲で構成されてる。まとめて聴くと「似た感じの曲が多いな」って気がしないでもないケド曲数も多いししかたないか。そんな中でも26話の冒頭を始め、ポイントで効果的に使われていた「絶望の中の温もり、しかし… 」は短い曲だけどやっぱいいなー。OSTの1&2でCD4枚とボリュームもたっぷりあって元々BGMに使われてた曲だから作業中のBGMにも邪魔にならなくてGOOD。でもチャールズさんのフェイバリット「Get It By Your Hands」はレイさんの狂気ハミングバージョンのほうを聴きたかったな。


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08 January
2010

ラブプラス

相手がツンデレだったのが敗因かも

「国民的G・F(ガールフレンド)デビュー!!」とよく判らないキャッチコピーで大人気らしいDSの「ラブプラス」をプレイ。10年以上前に人気だった「ときめきメモリアル」みたいなゲームらしいケドときメモも結局やらなかったしなー。ゲームを始めてみるとどうやら3人いるヒロインの誰かから「告白される」ように頑張るゲームのようで草食系もここまできたかって感じ。でもってラブラブモードになってからもリアルタイムに時間が過ぎていき季節ごとにイベントが発生したりして長く遊べるゲームのよう。なんだけど…  3日で飽きた。攻略中はそこそこ楽しめたんだけどラブラブモードになってから何か単調。リアルタイムモードじゃないからかもだけど「作業」の連続って感じだし。このゲームを楽しむには忍耐力と根気が不可欠じゃないかと思う。こんなゲームが大人気な日本の将来はどっちに向かっているのか? あとヤバいくらい喋るから同居人がいるヒトは要注意。


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20 December
2011

冒険エレキテ島 (1)

エンデバーかわいい

鶴田謙二さん久々の新作「冒険エレキテ島」を発見。即ゲット。10月に出てたのか。長いこと新作が出ないので最近全然チェックしてなかったよ。なんか山尾悠子さんの新作を見つけるパターンと同じなんだよな。二人とも極端に筆が遅いから忘れた頃に出てくるのだ。ところでこの作品、「1巻」となっているが「2巻」が発行ことはあるのだろうか。2003年に「1巻」が発行された「Forget me not」の2巻はまだ出ない。


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