13 April
2009

帰り途、常磐橋公園で見たもの

自転車で帰宅途中、日銀本店近くの常磐橋公園で炊き出しをやっている光景に出くわした。年末にニュースで見た「派遣村」と同じ趣旨のものだろうか。一目で路上生活者だろうなと判断できる人に混じって街で普通にすれ違いっても全く判らない身なりの人も結構いる。無表情なとこから「ひやかし」でないことは確かだと思う。中には1年前には自分がこんなところに居るなんて想像もしてなかった人もいるんじゃないだろうか。私たち個人の経済基盤なんて脆弱なもので自分だって1年後にここにいないとも限らない。日本橋や銀座といった華やかな場所のほど近くで一様に疲れた表情をした100人くらいの人が行列を作っている光景は歪んでしまった今の日本そのもののように感じた。


Posted by iida at 23:00 | Comments (0) | Trackbacks (0)