異常震域現象
なるほど
昨日の10時過ぎに新潟で発生した震度6強の地震は多数の犠牲者と多大な被害をもたらした災害となってしまった。同日の23時過ぎに埼玉でも揺れを感じる地震があったので「新潟で大きめの余震があったんじゃ?」とテレビの地震速報を見るとなんか様子が違う。震源地が京都沖なのに震源地付近で揺れは観測されず少し離れた太平洋側で地震が発生し、北海道の十勝で震度4を観測していた。不思議に思いネットで調べてみたところ、これは「異常震域」といわれる現象だそうだ。、この現象は震源が深く、そこに硬い岩盤(プレート)がある場合に発生することがあるらしい。震源地付近の岩盤の上が軟らかい地層(とかマントル)だと振動が吸収されて揺れが発生せず、震源から離れた岩盤の部分が浅かったり、上が硬い地層だとそこで揺れが発生するそうだ。今回の新潟で発生した地震の深さが10〜50kmに対し京都沖で発生した地震の深さは370kmの場所となっている。