WBC東京ラウンド（韓国戦）

WBCの韓国戦をテレビ観戦。イチローや松坂といった一流の選手のプレイをまとめて観れるなんてめったにない。ホントは東京ドームで観たかったけどチケットは早々と完売で願い叶わず。ゆっくりとテレビ観戦。試合は終わってみれば14-2のワンサイドゲームだけど力の差がそんなにあるとも思えない。両チームとも先発投手が立ち上がりに捕まるノーガードの打ち合いを予想させる展開。しかし悪いなりに立て直していった経験豊富な松坂と、いきなり決め球のスライダーを連打され雰囲気に飲まれていった若いキム。先発投手の差がそのまま試合結果に現れた感じだった。今日のキーマンは内川だったと思う。初回、イチロー、中島、青木の3連打で1点。なおノーアウト１、２塁の追加点のチャンスで村田、小笠原が連続三振。このまま1点で終わればキムのペースになりつつあった場面で内川がファウルで粘った末にインコース低め、ボールになるスライダーを見切った後にストライクコースのスライダーを3塁線を破る2点2塁打。勝負事に「たられば」は禁句だけど、ここで打ち取られていたらキムは立ち直り、試合の行方は大きく違っていたと思う。内川の勝負強さが勝利を呼び込んだのだ。2008年のセ・リーグ首位打者（右打者歴代最高打率）はダテじゃない。