管理外のLinux版SEP14ではLiveupdateにプロキシ設定ができない

SEP(Symantec Endpoint Protection)マネージャを持たない環境(スタンドアロン)のLinux版SEP14ではLiveupdate(ウイルス定義ファイル更新)に利用するプロキシサーバの設定ができない。理由はSEP12.1.xでは存在した/etc/liveupdate.confファイルがSEP14で廃止となったため。同様にliveupdate.confで設定していたLUAサーバの指定も不可となっている。SEPマネージャを持つ環境ではマネージャからliveupdateポリシー設定でできるので問題無し。liveupdate.confの廃止は仕様変更とのことだけど影響大きいよなあ。新規でSEP14をインストールする場合は最初に「これLiveupdateにプロキシ設定できなくね?」と気がつくのでまだいいけど、既にSEP12を利用していてSEP14にアップデートする場合は注意が必要。それでもLinux版SEPは12と14でWindows版ほど機能に差が無いのでSEP12が動作する環境であればSEP12を使えばいい(と思う)。ただCentOS7の新しいバージョンなどカーネルがSEP12に対応してない環境はどーすんのコレ? …寝技的な回避方法が全く無いワケではない。SEPマネージャでインストールパッケージをエクスポートする際にプロキシサーバ設定を埋め込んだ管理外(スタンドアロン)のカスタムインストーラを作成。コイツでSEPをインストールすることでプロキシサーバ配下の環境でLinux版SEP14を利用できるんだけど、そもそもSEPマネージャがあれば管理外でインストールとかしないよなあ。

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