フィルダースチョイスと内野安打

週末の草野球の試合で自チームの攻撃中に無死2塁の送りバントを捕手が素早く拾って3塁送球、三塁手は余裕を持ってのキャッチ。….ところがスライディングすらしなかったランナーがうまいことタッチを避けてセーフになるプレーがあった。さてスコアブックにはどう記録しよう? FC(フィルダースチョイス)2-5? これだと捕手が「間に合わないところに投げた」みたいで好プレーのキャッチャーに気の毒な気がする。FC5? フォースアウトと勘違いでランナーにタッチにいかなかったプレーじゃないし、5E? タッチでボール落としたワケでもないしこれだとバント犠打でなくなって打者が怒りそうだし。(^^; こんなことがあって「フィルダースチョイス」ついてググってみたところフィルダースチョイスについて新発見。たとえば無死or1死3塁の内野ゴロで3塁ランナースタート、内野バックホームするも間に合わず一点。記録は打者は内野ゴロ(打率下がる)でヒットでもエラーでもなくFCで出塁となるが、これがサヨナラのランナーの場合は特別ルールが適用される。サヨナラのケースの内野ゴロで3塁ランナーがスタートした場合、ゴロを捕球した内野手は「バックホーム以外の選択肢が消える」ため「フィルダースチョイス(野手選択)」は適用されない。送球が間に合わずホームインした場合、打者には「内野安打」が記録される。実際、数年前に高校野球でサヨナラのケースのセカンドゴロを1塁に投げてサヨナラってのがあったケドこのセカンドゴロを打った打者には「セカンド内野安打」が記録されている。3塁ランナーのホームインのタイミングでなく「サヨナラを阻止するプレー」以外は無意味なプレー(結果的に)とされる。セカンドは打球を捕球して1塁に送球(アウト)しているが、この捕殺と刺殺も記録されていない。長年野球やってきたけどこれは知らなかった。さて、週末の試合は… FC2-5で処理されました。相手捕手に悪い気がするケド。

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