SEPマネージャ(SEPM)が14、SEPクライアント(SEPC)が12.1.xの構成環境ではプロキシサーバ設定の一部に問題があるもよう。SEPのプロキシ設定は
・LiveUpdateで利用するプロキシ設定
・LiveUpdateサーバを除くすべての外部通信で利用するプロキシ設定(SONARなど)
・SEPC -> SEPMの通信で利用するプロキシ設定
の3つでLiveupdateサーバのプロキシサーバ設定は問題無い。問題があるのは「Liveupdateサーバを除くすべての外部通信」のほう。SEPMでプロキシサーバ設定(サーバ、ポート番号)をしてポリシー更新を行うとSEPCにプロキシサーバの設定が反映されるのが正常だが、SEPC12.1.xではサーバのみ設定されてポート番号が空欄になる。実際にプロキシ経由でのインターネットアクセスができない。サポートに確認したところSEPM14とSEPC12.1.xの組み合わせで起きる現象でSEPC14では発生しないらしい。SEP12.1.xの修正版のリリースは未定のようなので現状SEP14に更新するしか対応策なし。困ったもんだ。ちなみに勘違いしがちなのが「Liveupdateサーバを除くすべての外部通信」のプロキシサーバ設定にSEPMとの通信は含まれないってトコ。プロキシ経由でのSEPMとの通信はユーザログイン時はユーザプロキシ(IEのpacなど)、ログアウト時はシステムプロキシを利用する。ログアウト時もSEPMとの通信が必要な場合は手動でシステムプロキシの設定が必要。