PT2録画のCMカット&h.264エンコードにShotcut

これまでPT2で録画した動画の編集は
1. PTで録画(Linuxサーバ)
2. HDTVtoMPEG2でCMなどの不要部分をカット(LinuxマシンのWine利用)
3. Handbrakeでmpeg4フォーマットにエンコード(Linuxマシン)

の環境とゆうか手順で利用してきたケドPT2からの取り込みに失敗(録画時のドロップが原因か?)するケースが少なくなくなんか他の方法がないか、できればLinuxネイティブ環境でできないものかと模索してたトコ「Shotcut」がLinux環境で動作してmpegのTSファイル編集にも対応してるようなので試してみたとこなかなかいいではないか。

Shotcut – Home
Linux Mint(64bit)はバイナリデータが用意されているので「64bit Linux Portable」をダウンロードして展開したディレクトリの「Shotcut」アイコンをダブルクリックで起動する。(snapを使ったバージョン管理もある)


使い方はカンタン。直感的に操作できる。

1. [設定] -> [Video Mode] -> [Non-Broadcast] -> [HD 720p 29.97 fps]

*Video Modeのインターレース除去を「Bilinear(good)」から「Hyper/Lanczos(best)」に変更してるけど効果のほどは不明

2. [ファイルを開く] -> 録画サーバ(NFS)のTSファイル選択
3. 選択した動画がShutcutの中で再生されるので、それを画面下のタイムラインへドラッグ&ドロップ
*初期時は画面下に「タイムライン」の表示が無いので画面上のアイコンをクリックして表示させておく
4. CMなど不要な部分のカット
カットしたい部分の先頭と最後を「プレイヘッドで分割」でマークする。

5. 2つの「プレイヘッドで分割」でマークされたカットしたい部分でマウス右クリック→「削除」

6. 不要な部分のカットが全て済んだら「ファイルをExport」をクリックして出力ファイル名を入れて「保存」で動画のエンコードが始まる。

すぐにエンコードを開始させず、キューに溜めておいて別の動画の編集を先にやりたいときは予めjob項目の「ポーズ」を有効にしておく(有効になっているか判り難い)。次の動画を続けて編集する場合は画面左下のメニューから「トラックを削除」を実行してから次の動画を読み込ませる。

最後にポーズを解除するとキューに溜まったjob(エンコード)が順次実施される。

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